POSTED Wednesday, March 12, 2014 23:27
No Tittle
3月9日、日比谷公園で行われた脱原発イベント、NO NUKES DAY原発ゼロ大統一行動 首都圏反原発連合、に参加してきました。
翌10日は福島県富岡町から大熊町、浪江町の帰宅困難区域をかすめ、何度も通行止めのバリケードに行き当たりながら、田村、川俣を通り、飯館村を抜けて南相馬に入りました。山間部は雪が深いうえに、車一台分しか除雪されていないところも多く、原発事故から3年、いまだに立ち入ることができない区域の広さを肌で感じてきました。正直に言って、ひでえなあ、って思った。11日にお邪魔させていただいた仮設住居で浪江町から避難されている方々とお話をする間も、前日に見たバリケードが頭に浮かんだ。今年はたくさんのミュージシャンが、さらに縦にも横にも繋がって、脱原発系のイベントを加速させていくと思う。ぜひ時間が合った時は会場に足を運んで、ワークショップなどで直接現地の人たちの声を聞いてください。そして、自分の願う未来のエネルギーのありかたが見えたら(必ずしもあなたが脱原発である必要はない)、その未来に近づける人を投票で選べばいい。
11日は福島市でLOVE FOR NIPPONのイベントに参加後、いわきに移動して、タテタカコ主催のアサイラムinいわきに出演。震災から3年、毎年この日はいわきSONICで過ごしてるけど、こんなに暖かい気持ちでイベントを終われたのは初めてだった。1年目は泣いて歌えなくなったけど、まあ今年も泣いたんだけど(笑)、それでもステージもフロアも、2年前よりずっとぎゅっと繋がってた。それが嬉しかった。2日間さんざん走り回った福島は、いつも思うけれどほんとうに美しい県で、ふと風が凪いだ山あいに舞い踊る粉雪と、木々の間からそれを照らす陽光には、あまりの美しさにため息が出たよ。この美しい福島で、昔そんな原発事故があったんだってよ、って、歴史でしかこの事故を知らなくなった世代の子供達が無邪気に笑うその世界には、原発なんて一基もなくなってんだろうな、と思った3年目の3月11日でした。
このあとはベイFMの生放送。明日13日はNHK-FM、サウンドクリエーターズファイルの3回目の収録です。今回のゲストはRockin' On Japan編集長、山崎洋一郎。邦楽の重要バンドを時系列で紹介してもらいます。俺も勉強になりそう。このテーマと関係があってもなくても構わないので、山崎さんと俺にきいてみたいことなんかがあれば、番組ホームページhttp://www4.nhk.or.jp/scfからメールで送るか、公式ツイッターアカウント@nhk_scfから返信形式で送ってください。収録は13時からだから、それまでに送ってくれると嬉しいです。
いっつも告知が急でごめん!:-)
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