(Thursday, October 17, 2013 21:07) by TAKESHI HOSOMI


今週末のOUTERMIND3.1と、その二日後の韓国Grand Mint Festivalに向けたリハーサルが続いたおかげで、新しいアルバムの作曲でひたすら部屋に閉じこもってた日々がいったん終わり、ここ数日は毎日外に出てます。新しい音のひらめきを探しながらも、振り返ってみるとその間にけっこういろんなところに行けました。


9月15日 Asian Kung-Fu Generation デビュー10周年@横浜スタジアム

黄門さま(ごっち)が呼んでくれたので、助さん(ホリアツ)と格さん(俺)と弥七(シンペイ)でアジカンと競演させてもらえました。曲はInsomniaと遥か彼方。アジカンの連中と一緒に音を出したのは初めてだったけど、なんかこれでようやく血でつながれたような気がする。いままで4人がどれだけ自分の楽器や音と向き合って来たのかが伝わってきて、胸が熱くなった。ほんとうに、呼んでくれてありがとう。これからもよろしく。


9月22日 GAMA ROCK塩竈

Dragon Ashのあつしと、写真家の平間さんが主催するGAMA ROCK。2回目の開催となった今年も呼んでもらえました。今回は車で行ったので、前回よりもゆっくり自分の足で塩竈の街を見て回ることができました。それでフェス会場のすぐ裏にも、民家があるということに気がついてすごく驚いた。大体フェスとか音楽イベントは地元の人たちの生活に配慮して、なるべく民家から離れて開催されるものだし、それでも苦情はつきないから、音量制限があったりするのが一般的だ。すごいなあ、塩竈の人たち、ありがとうございます、すごいなあ、あつし、と思った。


ライブは、14歳のギタリスト竜之介と、ピアニスト航志に突然の競演をお願いして、最後は3人で演奏。やー、すっげえ楽しかった。なんか暖かいイベントだよね。また来年もお邪魔させてくれ。


9月23日 東北ライブハウス大作戦アコースティックライブ@猪苗代湖

今でもあのステージで見上げた青空と、ギラギラと頬を照りつける陽光をはっきりとまぶたの裏に思い出せる。太陽放射の可視光部分が、その本来の形である円形を隠し、まるで何かが爆発したその瞬間をずっと眺めているようだった。生きていてよかった。そう思った。たくさんの仲間たちの肩越しに見えた美しい美しい猪苗代湖。その全てを見下ろす磐梯山。三ケ田圭三の歌う「ふるさと」。佐藤紫華子さんの詩、「原発難民の詩」の一説


あのふるさとは

美しい海辺

心の底の

涙の湖に ある


ここで泣かなかったのは久しぶりかもしれない。きっと、ここには最高の仲間たちがいる、本気でそう思えたからだと思う。


からの、トリはアイドルRONちゃんの歌う「好き好きRONちゃん」。:-)ほんっと、この人たちといると笑顔が絶えないわ。


9月27日 東北ライブハウス大作戦ムービー上映会@渋谷Gee-Ge 3周年

BRAHMANトシロウと初めて二人だけで歌った「青空」。この男に出会えて良かったな。来てくれたみんな、協力してくれたGee-Geのみなさん、ありがとうございました!大船渡FREAKS、移転前にぜひ一度足を運んでみてください。


10月6日 さんまフェス@イオン気仙沼駐車場

2年目のさんまフェス。出演バンドも、開催日数も、参加者も増えた今年。はじめて訪れたときに恋に落ちてから、行くたびにどんどん気仙沼が好きになる。いつもの顔と、ときおり新しい奴らとってやつだ。今年は気仙沼高校のかなえっ子B、向陽高校のバンドマンたちと競演。俺が高校生のときって、もっと激烈にヘタクソだったよなー、っていっつも思う。今度行く時は樽酒買ってくから。稲里がいいな。


気高のみんな、向陽のみんな、おかげですげー盛り上がったよ!手伝ってくれてありがとう!!またなんか一緒にやろーぜ!:-)


10月14日 3rd Meeting@渋谷クアトロ

幡ヶ谷ラコスバーで久しぶりに太陽族の花男に再会したことがきっかけで誘われたこのイベント。盟友スタンスパンクスに?ミサイル、The Boogie Jack、それに本八幡時代の後輩The Sneeze。客席にはジャパハリけんじろもいて、なんだか10年前のあの空気を、久しぶりに胸いっぱいに吸い込めたような、そんな清々しい気持ちだった。ツルと一緒に歌ったのも実は初めて。(スタパンのコーラスモブの一人になったことはあったけど。)南相馬の花火、きっと打ち上げてくれ。見に行くよ。


肝心のアルバムの曲はというと、すごくゆっくりだけど少しずつできてる。よく考えると、俺は起きてから寝るまでほとんど音楽と付き合ってる。これって、本当に幸せなことだよなー。明日はOUTERMIND。今日は今からもういっこブログ書きます。


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