(Wednesday, May 25, 2011 21:39) by TAKESHI HOSOMI


昨日、今日はライブリハーサルでした。この後はラジオ生放送で、その後はPVの本編集なのでもしかしたら朝までかかりそうです。

ちょっと、チャリティーの勉強しておいて良かったなあと思う事がありました。がんばるぞー。

ケーススタディや学術的実験にもとづいたデータなんだけど、金額は500円ほどで構わないから、週に一度程度、自分以外のためにお金を使ってみる。お金だけでなく、なんらかのドネーションを試みるのも同じ結果になるんだけど、被験者はそれらの行為をしなかった場合にくらべて有為に、元気になるという結果が出ています。

また、別の実験結果として、何かいいことがあった日の方が、そういうことがなかった日に比べて、募金などすべてのリソースの社会的ドネーションを行う回数が増えるという結果が出ています。

平たく言うと、最初のは「人のためになにかをすると自分も元気になれる」、で、二つ目は「元気な人はもっと人のために何かをしようとする」ってこと。そして、この2つの要素は循環して継続していくことになります。

ボランティアに参加してテンションがあがるような困った人たちはおいといて(上3つのパラグラフはそういう意味じゃないからね。絶対に誤解しないでね!)、この構造を知るだけでも有意義だと感じます。これはセオリーの話ではなく、実験的アプローチから導きだされた結論です。

なぜ()の中に書いた誤解をして欲しくないかというと、それでは被災地の人たちをいたずらに不快にさせてしまうことになるからです。ぱっ、と分からない人はよく考えてみてください。

そして重要なことだけれど、不思議なことにドネーションで元気になる作用は、例えばその募金額には比例しないという結果が出ています。ちょっと飛躍するけどつまり(間は好きにうめてください)、いいことしてるんだよわたし!みたいなことは最初っから人に言う必要もなんもなく、褒められることなく自分にプラスになるってこと。褒められると過剰な自己認識につながる可能性を否定できなくなるからむしろ危ない。褒められたときは、「はは」とかいって流すのがいいと思います。

やべ、そろそろラジオの準備に向かいます。もうちょっと分かりやすく書こうと思ったんだけど時間がないです。また明日ね!

継続することがなにより大事だと実感しています。これからも、微力ではありますがお手伝いさせてください。
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