NYのおもしろ話・・の前に
(Tuesday, April 28, 2009 08:07) by TAKESHI HOSOMI


一昨日の夕方ニューヨークから帰ってきました!免許の更新と美容室にもいけました!


なんかニューヨークは豚インフルエンザで大騒ぎらしいけど、俺たちが成田空港についたときはぎりぎりその前で、検疫も特になかったです。:-)もちろん体調も大丈夫。心配かけましたー。無事にニューヨークからマスターテープ持って帰ってきたよ!


4月に入ってからはレコーディングの合間を縫って相当量のインタビューと撮影をしてあります。5月に入るとフォーライフに移籍してから初のキャンペーンになる予定。今回はいままでインタビューされたことのない雑誌のインタビューもいっぱいあって、面白かったです。音専誌以外に出るといろいろ言われそうな気はするけど、スタッフが喜んで取ってきてくれたインタビューだったりすると、自分でもそらナシだろ、って思うもの以外はなるべくやってみようと思ってます。ま、なるべく、なんだけどね。


ほいで、もういっこ報告があります。Puffyの新作に一曲俺の曲が入ります。去年のRock In Japanのバックステージエリアで、亜美ちゃんに俺の書く曲がすごい好きだから一曲書いてもらえませんか、と直接お願いされたのがきっかけです。:-)正直言うと楽曲提供とか全く興味がないので、今までどんなオファーも断ってたんだけど、なんかほんとに好きでお願いしてくれてるのがすげー伝わってきたので、「できると思うよ」って言ったのが始まりです。自分の制作が徹底的に押しちゃって全く手伝えなかったんだけど、いい曲に仕上がったみたいでなによりです。おぅ?これから人に曲書くのかぃ??と思ったひとたち、俺は今も楽曲提供には全く興味がないので、今回みたくよっぽど人に動かされない限り今後も誰かに曲をあげることはないです。そんで、そんな簡単に動かされることもないと思います。


他の人が自分の曲を歌う、ってことで言えばカバーもそうだね。国内外問わずエルレガーデンの曲をカバーして出してる人はちょいちょいいるみたいだけど、カバーバージョンがラーメン屋とかでかかったりすると変にびっくりします。:-)カバー曲ってのは確かに昔からある音楽文化で、名カバー曲(例えばPretty MazeのPlease Don't Leave MeとかJamaican In New York、Eric ClaptonのI Shot The Sheriffなどなど)は常にオリジナル曲の持つ新しい魅力を引き出してる。自分の曲がそんな風にカバーされる曲だったら嬉しいです。


最近の俺は、みんなが「やらないで欲しい」と思ってることをやりたくない+自分がやりたいと思いたったことはどんどんチャレンジしてみたい、その二つの要素にけっこう挟まれてます。人によっては「リスナーに媚びてる」とか言われてるけどそんな複雑なことじゃなくて、単純に俺の「やりたいことリスト」の上位に「みんなが嫌がることはしたくない」がランクインしててときどきコリジョンを起こすだけ。いいわけがましいのはかっこ悪いけど、なんも言わずに理解してくれってのも無理なわけで、バランス感覚を正常に保ってたいと思ってます。そんで最終的にはなんか、みんな楽しくなれればいいんだけど。そんな感じで、みんなの意見を無視して邁進する気もなければ、顔色伺って行動する気もないっつう、結局いつもどおりな感じに落ち着きたいです。


そだ。ツアーが始まる前にいっこ。俺の感覚ではやっぱりライブってやる側が「これで行きますんで」みたいに断定的に押し付けるものじゃなくてみんなの遊び場であって欲しいから、参加する人の要望とかをきちんと吸い上げられる窓口を作りたい、っていう話をスタッフとしてて、今そのシステムを工事中です。みんなが「なんでだろう?」と思うことにも結構きちんと理由があって、大半はそれを聞けば「ああ!なんだよ!それなら早く言ってよ!」みたいなことになると思うんだ。逆にライブ制作スタッフもみんなの声を聞かない限り分からないことも絶対にあるから。俺もいろんなこといっしょに考えます。もちょい待っててね!


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