(Tuesday, March 15, 2011 18:45) by TAKESHI HOSOMI


少しだけ先の話をさせて。

ボランティアの募集が始まり、俺たちがみんな参加して、邪魔だと言われればすぐに帰ったり、また行ったりするようになる。緊急の仕事なんてものがそもそもないアーティストはみんな荷物を運ぶのを手伝うだろうと思います。

ギターはそのときは邪魔だから持って行かない。それでも歌は歌えると思う。
そしてある日、みんなの生活が元通りとはいかないまでも、はっきりと出口が見える頃には、きっといまよりずっと暖かくなっていると思います。

そのとき俺たちはツアーに出ます。東北を中心に、いっぱいいっぱいまわります。歌うところはどこでも構わない。そのとき俺たちはみんなを絶対に笑顔にしようと思います。

アーティスト仲間からの電話を切る時の挨拶は昨日から自然と「がんばろう」に変わりました。今までみんなから受け取った愛情は、いくら返しても返しきれない。今は奥歯が割れるほど噛み締めたって、必ずまたみんなで笑って集まろう。

絶対また笑う日がくる。俺はどうしたってもう一度、笑顔のあなたに会いたいです。
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